癒着をはがせとは?
足立区北千住駅近くにある千住スポーツケア整骨院では、ISR(=Inter-Structural Release)という手法を取り入れています。
ISRとは、組織どうしをゆるく結合している疎性結合組織をリリースすることを意図した徒手的治療法です。
正常に身体運動を行うため、皮膚、皮下脂肪、筋、腱、靱帯、関節包、骨膜など全ての組織は可動性が必要性であり、隣接する組織との間で可動性を保つ必要があります。
しかし、長時間の圧迫、皮下脂肪や筋の増加、炎症、組織損傷、創傷、手術などでこのような疎性結合組織は可動性を失います。関治療を進める中で、リアラインを実現するためには軟部組織の可動性を取り戻すことが不可欠です。
ISRとは、正常な状態に抵抗する軟部組織に十分な可動性を取り戻させるための治療技術です。
ISRができること
ISRは組織間をリリースすることにより、正常な軟部組織の可動性を取り戻す技術です。
膝を例に取ると、大腿四頭筋間、ハムストリングス間、半腱様筋や半膜様筋と腓腹筋内側頭、腓腹筋外側頭と膝関節後方関節包、外側側副靱帯と関節包のように、すべての組織間の正常な可動性を取り戻すことにより、膝関節の正常な適合性(アライメント)や運動(キネマティクス)を取り戻すことができます。
ISRはアライメントの修正や拘縮の治療には不可欠であり、唯一の確実な治療法と言えます。
様々な徒手療法の勉強をしていきましたが、根本改善させるには必要不可欠な治療法だと確信しております。
これから多くの治療家が取り入れることになる最新の治療法が
”癒着をはがせ”=ISR
なのです。
コメントをお書きください