腰の影響かと勘違いしてしまう症状が、
タイトルの通りお尻からももの外側、ふくらはぎにかけての痛みです。
坐骨神経痛かとも思われがちのこの症状ですが、
しっかりと問診検査をしていくことでどこに原因があるのかがわかってきます。
今回の症状のテーマは小殿筋です。
小殿筋の働きとしましては、体重をかけた時に使われます。
専門的に言うと股関節の外転・屈曲・内旋に働きます。
体重をかけたときに働くということは、
この症状は体重をかける軸になる脚に発症することが多いのです。
実際にそのような症状になった時の一つの見極めとして、どちらの脚に体重をかける癖があるのかを”感じる”ことです。
”感じる”
体重をかけやすい方と、かけた時の痛みの走り方がリンクしていれば、おそらく小殿筋が犯人の可能性が高いです。お尻の痛いところを押すと痛みが脚のほうに走ると、ほぼ主犯はこの筋肉でしょう。
もちろん私たちが検査をすればそれは明らかになることですが、これはあくまでも個人的に見極めていくための一つの指標となります。
千住スポーツケア整骨院が
治療として行っていくこととしては、
まずは全身の骨格を整えていきます。
整えることで症状が軽快すればいいですね。
でも症状が軽くなっても、痛みが残存していれば
ここから痛みの場所にアプローチしていきます。
今回であれば小殿筋を緩めていくということです。
そして最後に
その場所に負担のかかる癖を理解していただき、改善していくことで症状は安定に向かっていくのです。
今回バスケットボールをしている高校生がこの症状で来院されましたが、
生活習慣の改善としては、
・左足への荷重を意識すること
・テレビを見る位置をかけること
でした。
これを意識することでまた練習にもより励むことができるでしょう。
痛みは私たちの不安を生みます。
その不安を少しでも早く拭い去るために、
全力で私たちにできる最善を尽くしていきます。
少しでも早く笑顔を取り戻してもらいたいです^^
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川上裕子 (水曜日, 02 6月 2021 01:08)
まさしくお尻の横が痛く赤い部分がいたい