トレーニング効果発現のメカニズム
①関節位置の適正化
膝を曲げる際、膝が内側に顕著に入ってしまう選手(特に女子選手)において、
片脚で行うスクワットなど、つま先の真上に膝を保つことは容易ではありません。
それを達成するには、膝本来持っている回旋運動を再獲得することが必要となります。
バランスシューズを着用して、
つま先を正面に向けてエクササイズを行うと、
膝関節を曲げた時に伴う膝下の骨を内側に捻じる動きを十分に誘導することができます。これにより膝の関節運動を正常化することができます。
一方、通常は膝を曲げた時に膝が内側に入ってしまう膝において、つま先の真上に膝を保とうとすると、お尻の筋の活動が活動的になります。
その結果の副産物として、
膝のお皿の骨が外側に移動してしまうことの改善が得られる例が多いことが分かってきています。
スポーツ選手だけではなく変形性膝関節症患者を含む中高年者においても、バランスシューズを着用した方が膝蓋骨周囲の痛みが軽減され、スクワットを行いやすくなります。
② 筋力強化(中殿筋、内側広筋など)
バランスシューズを使用することによって衰えやすい筋肉の活動を活性化することができます。
③ 運動学習(筋活動パターン再学習)
バランスシューズを着用して10-15 分程度のエクササイズを行うことにより、前述のような関節位置の矯正、筋力強化効果が得られます。また同時に、その運動を確実に反復することができるため、通常の床上のトレーニングよりも、正しい運動パターンの学習が加速されることが期待できます。
次回はこのリアラインバランスシューズをしっかりと活用するために
必要なことについてお話していきます。
これを行うことでより膝の動きが正常化してきますので、
膝関節周囲の症状た足部の症状にも劇的な効果を引き出していくことが出来ます。
分かりやすく動画にまとめますね^^
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