こんにちは!
院長の馬場です。
先日から伝えしている癒着はがし。
僕らの身体はいたるところに筋肉や皮膚等の組織が癒着といって、
組織と組織がくっつき合ってしまっているところがたくさんあるということをお伝えしていきました。
その為に、
本来なら使われなくていい筋肉が必要以上に使われてしまったりするのです。
代表的なものとしては
肩こり。
今回はそんな肩こりに関わる筋肉の癒着をはがしてみますね。
ターゲットは【僧帽筋の上部線維】
出典:http://www.musculature.biz/
この筋肉は肩甲骨を後ろに引く、肩を挙げるなどの動きで使われます。
くっつき(癒着)があると、
首の動きとも関連してしまい、
真上を向いたりしたときに肩が挙がってしまったり、
また、
肩甲骨をよせようとすると肩が挙がってしまいます。
このようなことは、肩こりの典型的なNGな動作パターンです。
本来なら使われなくていい時に、この筋肉が必要以上に使われてしまうからです。
この肩こりは、
ならそうならないように使えばいいのか、というと
癒着が原因であればその癒着がある以上
自分自身でコントロールすることはできません。
ご自身でコントロールするならば
肩こりにならない使い方ができるようになるには
多大な時間を要することでしょう。
写真では右の僧帽筋が後方に移動しやすいように癒着をはがしていきました。
右の写真がビフォー、左がアフターです。
いかがですか?
行った方の肩が下がっているように見えませんか。
このようにくっつき(癒着)は
肩をあげる動作や顔の振りむき動作でも動かしやすくなり、
身体の動きの制限だけでなく、
昨日にもお示ししたように見た目にも影響があるのです。
くっついてしまうと自分ではコントロールできなくなります。
コントロールできないということは負担のかかる動きをせざる得ないということです。
スポーツシーンでは休むことで回復を図ろうにも、悪い動きから抜け出せないことには落ち着いた痛みも、
また繰り返してしまうということになってしまうのです。
なかなか治りが芳しくないという方、このようなことが原因かもしれません。
私たち専門家にご相談下さい^^
◇「スポーツケアと言ったら」
北千住駅徒歩3分の千住スポーツケア整骨院
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