こんにちは!
天気が怪しい月曜日。。。
こんな一週間の始めだからこそ
いつもより元気に一日を過ごしましょう!
さて、今回のお話は前回のブログの続きになります。
まだお読みでない方はコチラから
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今回は仙腸関節を不安定にさせる筋について。
まずは大殿筋。
お尻の大部分を覆う筋肉です。
この筋肉は仙骨から大腿骨(太ももの骨)に付着します。
大殿筋が起こす障害としては他筋、皮膚との癒着です。
皮膚や筋肉と癒着を起こすと円滑な筋活動が得られなくなります。
例えば、イスに座っている際に左右どちらのお尻に多く荷重するか。
それにより皮膚や筋肉との癒着に左右差が生まれます。
癒着に左右差が生まれるということは、筋肉の出力にも左右差が生まれます。
その結果、仙骨が出力の強いほうに引っ張られてしまい、
仙腸関節に不安定性が生まれてしまいます。
次に大腿筋膜張筋。
この筋肉は上前腸骨棘から起始します。
大腿筋膜張筋が骨盤の不安定性に関与しているかは前屈をした際にわかります。
まずは立位で患者の上後腸骨棘(腰の出っ張った骨2つ)を触り、位置を確認します。
その状態から上後腸骨棘を触ったまま 前屈をしてもらいます。
前屈した際に左右の上後腸骨棘間が開けば、大腿筋膜張筋の関与が疑えます。
他にも縫工筋の関与も考えられます。
縫工筋は内ももの筋、大内転筋と癒着を起こします。
縫工筋が癒着することで、股関節伸展時に上前腸骨棘を内側へ引っ張ってしまいます。
上前腸骨棘が内側へ引っ張られるということは、相対的に
仙腸関節が開いていきます。
仙腸関節が開くことで安定性を欠いてしまうため、
縫工筋も癒着を剥がしていく必要があります。
この様に皮膚や筋肉同士の癒着が関節や他の筋にストレスをかけています。
1つ1つの筋肉の癒着を丁寧にはがしていくことが
仙腸関節の不安定性を取り除くために重要です。
癒着を剥がしていくことはどういうことなのか。
以前、馬場院長がブログで紹介しています。
当院では、この骨盤周囲の癒着を剥がしていく新しいメニューを作りました。
『癒着剥剥がし』
スタンダードコース【20分】 2500円
骨盤コース【30分】 3500円
ロングコース【40分】 5000円
※価格はすべて税抜き価格です。
ショートコースは保険適用のみ、それ以外のコースは保険適用で1000円引きです。
腰痛でお悩みの方は、是非千住スポーツケア整骨院まで!
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