「もっと早くやってもらっていればよかった」
テニスをされている右腕に麻痺をお持ちの患者様からいただいた言葉です。
こんにちは!
院長の馬場です。
今回、スイング動作の向上のために行っているリアラインコアを行っているのですが、リアラインコアでのトレーニングの患者様が続いてしまい時間が空いてしまうため、馬場がその時間を使って普段行っていない施術を加えてみました。
「左の耳を触ってください」
とお伝えして行ってもらいました。
・・・届かない。
冒頭でもお伝えしている通り、右腕のまひをお持ちの患者様ですから、反対側である左の耳を触る動作が苦手です。
いらっしゃったときと比べて、各段に動作が向上したとはいえ、
力こぶ(上腕二頭筋)と肩の後ろ(三角筋後部線維)の筋肉に麻痺がありますから仕方がないところです。
しかしその時は時間があったので、
右利きの方のスイング動作では振りぬく動作である”フォロースルー”動作にブレーキをかけてしまっているところに”癒着はがし(ISR)”を行っていきました。
場所は三角筋後部線維と小円筋がくっついているところです。
ここの”癒着をはがし”その筋肉同士が滑りやすい状態にしたところ、あっさりと触れるようになり、冒頭の
「もっと早くやってもらっていればよかった」
という言葉にいたったのです。
するとスイング動作の振りぬき動作にも変化が現れたのです。
これは緩めたり整えたりする施術では獲得できない、運動へのアプローチがあるからこそ導いていけるものです。
症状を繰り返してなかなか復帰できないスポーツ選手の方、もしかしたらこのように自分ではコントロールできないところに問題があるかもしれません。
一度見せていただければです。ご相談下さいね!
足立区北千住駅より徒歩3分
千住スポーツケア整骨院
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