こんにちは。
院長の馬場です。
今回はスポーツにおける股関節の痛みについてお話していきます。
タイトルにサッカーと書いたのですが、様々なスポーツで起こる股関節障害。
この原因がどこにあるのかをまずはしっかりと把握しなければなりません。
サッカーで、スポーツ障害を起こす場所として多いのは、
股関節の前の鼠径部があります。
股関節の前で起こる痛みとして考えられるのは
内転筋腱障害 、 腸腰筋の機能障害 、 鼠径管後壁欠損 、 外腹斜筋腱膜損傷 、
恥骨結合炎内転筋腱障害 、 スポーツヘルニア 等です。
このような症状の総称としてグロインペイン症候群と言います。
恥骨に対する過度なストレス・負荷が原因で起こります。
特にサッカー選手の職業病のようにもなっています。
このような場合、
【当院の治療方針】として、
体の土台である”骨盤を整える”事から進めていきます。
骨盤の歪みをまずは手で修正して痛みのある動きをしてもらいます。
それで痛みが軽減するならば、股関節には直接触れなくとも骨盤を整えること、整った円滑な関節運動ができることによって解消していくと考えられます。
骨盤を整えても症状に変化がなければ、股関節に入ります。
関節(骨)の問題なのか、筋肉の問題なのかまた違った原因なのかを診ていきます。
たいていの場合、骨盤をいい位置にして動いてもらうと軽減することが多いです。
例えば
このように寝て膝を外に開いてもらうと
倒れ方に左右差があったり、痛みがあったりする場合。
この場合は右の膝が高い位置にあって左に比べると倒れていません。
この場合はたいてい右の骨盤が前傾と言って前側に傾いている場合が多いので、手で後に傾くように修正を加えると左右差がなくなる場合があります。
そして痛みも軽減するのであれば、骨盤の位置関係の崩れによる症状と推測できますので
まず骨盤を整えることから行っていきます。
整えて状態を確認して痛みが残っている場合は、症状のあるところに直接施術を加えていきます。
【当院での骨盤へのアプローチ】
手で直接骨盤を動かすといった矯正方法をしておりません。
骨盤を歪ませてしまう原因は骨盤そのものに原因があるわけではなく、
骨盤歪ませてしまう筋肉や皮膚などの軟部組織の緊張によるものと考えています。
しかし歪みと関係しているところの筋肉を緩めればいいのかというとそうとも言えない場合が多いです。筋肉や皮膚などの軟部組織の癒着によるものが多いのが現状です。
癒着をはがしていくと元ある位置に戻り骨盤はそろってきますので直接骨盤を動かすというとをしなくてもいいのです。
癒着はがしについてはこちらをご覧になってください。
このへばりつき(癒着)は、
間違った動き(悪いクセ)による様々なスポーツ障害の原因の一つです。
はがし残しがあると いつまでも治りません。
動かせば動かすほど痛くなる。
同じ場所が痛くなる。
いつまでも治らない方は
悪いクセを治していない可能性が大きいです。
一度ご相談ください!
北千住駅チカ 徒歩3分
スポーツケアと言ったら千住スポーツケア整骨院
コメントをお書きください