こんにちは。
院長の馬場です。
今日は骨盤が不安定に対するテーピング方法をお伝えします。
骨盤が不安定な状態とは、
骨盤を構成する左右の寛骨と仙骨とで構成されている関節である仙腸関節や、
おへその下をしたに向かって押していくとぶつかる恥骨結合といった骨盤を構成する関節が不安定になっている状態のことを言います。
骨盤が不安定なことが原因で
腰痛や股関節に痛みなどの症状が出現することを、
骨盤輪不安定症だったり荷重伝達障害といったりします。
下の写真のように
骨盤においている親指の間(赤い矢印の長さ)が個人差はありますが
10cm以上開いてしまっていると不安定な状態と推測できます。
骨盤が不安定になってしまう原因の一つに、
お尻からももの外側の筋肉が緊張していることがあげられます。
そこが硬くなっていると、骨盤の上部が開いてしまい不安定な状態となってしまうのです。
骨盤については以前紹介したブログ(仙腸関節を不安定にさせる筋)をご覧になってください。
そして体は繋がっていて、
このお尻からももの外側の筋肉の緊張は足部からきていることが多いです。
細かいことは割愛しますが、足の骨のこんなところ(指をさしているところ)の影響がありります。
この骨が下方に落ち込んでしまうことにより関節の位置関係が崩れてしまい、お尻からももの外側の緊張を引き出してしまうのです。
今回紹介するのはこの骨を引き上げて、お尻からもも外側の筋肉の緊張を緩和させるテーピング方法です。
以下の動画をご覧ください^^
ご自身でもできます!
やってみると持ち上げる脚が軽くなっていることに気が付くでしょう。
先日は骨盤が不安定なってしまったがために
腰痛を発症してしまったテニス選手にこの動画と共にお伝えしました。
試合では敗れてしまったようですが、
「気を使いながらもしっかりと動けました」
と報告をいただきました。
症状によっては適切でない場合もあります。
行ってみて不快な感じがありましたらテーピングをはずしてください。
しかし適切に行えれば非常に効果的!
お試しください^^
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