こんにちは!
千住スポーツケア整骨院です。
先日、骨盤の歪みについての記事を書きました。
ご自身の骨盤がどのように歪んでいるかお分かりになったことと思います。
では、今回はその骨盤がどのような構想なのか、
どのような動きをしているのかをご紹介していきます。
まずは構造から。
骨盤とは左右の寛骨(腸骨、坐骨、恥骨)と仙骨という骨で構成され、
寛骨と仙骨の連結部は仙腸関節、寛骨同士の結合部は恥骨結合といいます。
赤い部分が仙骨、黄色い部分が寛骨です。
この骨盤は解剖学的には動かないとされていますが、
実際には通常3mm~5mmは動きます。
動きは大きく4つ(前屈、後屈、外旋、内旋)に分けられますが、
前屈と内旋は同時に起こり、後屈と外旋が同時に起こります。
まずは前屈と内旋について。
前屈と内旋はこのような動きになります。
左が前傾で、右が内旋になります。
実際の動きは前述したように、3mm~5mmなので
大きくは動きませんが、矢印のように傾きます。
内旋は黄色の〇の部分(上前腸骨棘)が内側に入る動きです。
この2つの動きが起こるときは非荷重位の際に起こります。
簡単に説明すると、片足荷重で立っているときの、体重が乗っていない方です。
前傾、内旋が起こった際の骨盤は骨盤を補強する靭帯や筋肉の
起始と停止が近づくため、緩んだ位置となります。
この緩みの位置を『loose-packed-position』言います。
主に、歩行時の遊脚相(地面から浮いているとき)など
股関節運動をする時がloose-packed-positionとなります。
次回は後傾、外旋についてと仙骨の動きについて説明します。
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