【ランナー膝障害~腸脛靱帯炎~】
こんにちは!
院長の馬場です。
週末土日は患者様らラン仲間と
群馬県で行われた、神流トレイルラン&ウォークの大会に出場してきました。
天気も良くて最高の景色でしたよ!
意味もなく万歳したりしてランランで山ランしました♪
7時間44分かかり、過去のランニング最長時間かかりました。
がんばりました^^
レース途中からよくあるランナー障害である
膝の外側の痛みである腸脛靱帯炎が発症しました。
下りを走っているときに急に痛みが走ったのです。
これ以上下り坂を攻めて走ると激痛になるなと、残り10kmほどからペースをいっきに落として痛みが増さないようにコントロールしながら走りました。
久しぶりに走っての痛みだったので、痛みも楽しみつつ嚙み締めつつでした(笑)
ま、うまくコントロールして走れたので翌日には痛みもなくなりました。
腸脛靱帯炎の症状は、
ももの外側の筋肉を過剰に使ってしまったがための症状です。
初期はランニング後に痛みが発生しますが、休むと消失します。
ランニングで下り坂ではストライドが大きくなることや
体重がかかるため膝の外側に負荷がかかりやすくなり、さらに痛みを強く感じます。
O脚の方や足首が内反(内側に捻っている状態)がある方は、
地面を踏みこむ時に足の小指側に体重が乗る走り方になり、
腸脛靭帯に衝撃・緊張が加わりやすくなり負担がかりやすくなります。
また、外側だけ削れた状態の靴で走っていても足首が内反状態になるので、
腸脛靭帯炎を引き起こす原因となります。
一般的な車道は、雨水の水はけを良くするため、
中央線をてっぺんに道路の端の排水溝めがけて傾斜がついています。
いつも同じ方向に走っていると排水溝側の足に体重がかかることになり、
これも腸脛靭帯炎を起こす原因になります。
症状改善には基本安静が大事です。
1週間もあれば痛みは消失するものです。
なので、基本安静で収まってくるものなのですが、
お休みしたくない、お休みできないとかで
ランニングを続けていると次第に疼痛は増強して、簡単に消失しなくなってきます。
すると、症状だけでなく
精神的にもつらくなってしまいます。
そして脳も症状に適応してしまい(痛いのが当たり前と勘違いをしてしまいます)
なかなか痛みが抜けづらくなってしまうのです。
もし、セルフケアをしてもなかなか改善しない場合は、
ご自身ではコントロールできない問題かもしれません。
それはこのブログで何度もお伝えしている”癒着”です。
自分自身ではコントロールできないところだからこそ、
私たちが力を発揮するところです。
そしてくっつき合ってしまっているところを剥がしたら
今度はしっかりと使えるようにしていけるとよりいいですよね^^
癒着はがしについては こちら をご覧になってください。
繰り返してしまう症状でお困りの方、それは自分自身でコントロールできないことが原因かもしれません。
一度ご相談くださいね^^
北千住駅徒歩3分
千住スポーツケア整骨院
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