千住スポーツケア整骨院の浅部です。
今回の症例紹介は、私自身に生じた症状をご紹介します。
症状は特定の方向に腕を動かすと痺れが起こるという症状でした。
特定の方向というのが腕をぶら下げた状態から後ろに引く動きです。
特に肩を引き下げた状態で行うと痺れが増強しました。
この動きで症状が出てくるのが『肋鎖症候群』で、
鎖骨下動脈や腕神経叢が圧迫を受けて起こる症状になります。
圧迫を起こす部位は様々で、第一肋骨と鎖骨の間、
前斜角筋と中斜角筋の間、小胸筋の部分で圧迫を受けます。
まず検査として鎖骨上窩(鎖骨の上にあるくぼみ)を圧迫しました。
しかし、圧迫しても症状が増強することがなかったので
斜角筋の関与は薄いと考えました。
次に小胸筋を圧迫しました。
小胸筋を圧迫した際には症状が増強したため、小胸筋の関与を疑いました。
そこで馬場院長にお願いし、手技を施してもらいました。
行った手技は組織間リリースです。
組織間リリースとはくっつきあってしまっているところを剥がして
本来あるべきスムーズな動きを引き出していく治療です。
これを行うことにより、ストレッチやマッサージでは得ることができない、
良くなった動きの持続を得ることができます。
今回は大胸筋の上から小胸筋を肋骨からリリースしてもらいました。
大胸筋を圧挫することから多少痛みは伴いましたが、
施術後は症状が一切出ませんでした。
適切な検査で症状を見極めることの重要性と
組織間リリースの効果を改めて再確認できました。
「施術の前後で体の変化が体感できる」
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