こんにちは!
千住スポーツケア整骨院です。
皆さんは首や肩に不調はお抱えですか?
私の周りにもお悩みの方がたくさんいらっしゃいます。
ひどい方では腕の方まで痺れが出てしまったりする方もいらっしゃいます。
そんなお悩みの方でほとんど共通していることが『猫背』です。
今回は猫背について説明していきます。
まずは猫背が身体にどんな影響を及ぼすか説明していきます。
🔷肩こり
世間的にも『猫背=肩こり』のイメージは根付いていると思います。
確かに猫背と肩こりは切っても切れない関係にあります。
猫背になると肩をすぼめるような姿勢になってしまいます。
その姿勢で顎を引いておくことは非常に困難で、頭が前方に移動してしまいます。
前方に移動してしまった頭を支えるためには筋肉で補うしかありません。
その際に使われるのが首の後ろ側の筋肉です。
その中には肩こり筋とも言われる『僧帽筋』も含まれます。
通常では負担のかからなかったこの部位が猫背の影響で、
座位、立位で常に働かなくてはいけない状況になります。
肩が凝るのは当然と言えるでしょう。
🔷痺れ
冒頭にも書いたように猫背は腕に痺れを来すなどの症状を出すこともあります。
例えば『小胸筋』という筋肉。
猫背の際は肩を前方にすぼめてしまう筋肉です。
この筋肉の下には神経や血管が通ります。
力こぶ(上腕二頭筋)でも分かるように、筋肉は収縮して力を発揮する際は
隆起して太くなります。
この小胸筋が猫背によって働きすぎると常に筋肉が収縮して
下の神経や血管を圧迫してしまいます。
その結果、腕の痺れという症状が現れます。
もちろん圧迫を起こすのは、この小胸筋の部分だけではありません。
斜角筋という筋肉の間や、肋骨と鎖骨の間など複数の個所での圧迫が考えられます。
🔷動きの制限
猫背による身体の動きの制限もあります。
例えば首の伸展(上を向く)。
この動きは首だけでなく、肋骨の動きが関わってきます。
本来肋骨は上位胸郭がハンドルポンプ運動(前後径が広がる)、
下位肋骨がバケツ柄運動(横径が広がる)という別々の運動をしています。
スムーズにこの2つの運動を行うことができれば、
首の伸展制限を感じることはありません。
しかし、胸郭の下制や腹部の癒着で胸郭は動きを失っていきます。
特にバケツ柄運動が消失することで肋骨の挙上が難しくなり、
本来は肋骨が挙上したことで少しの伸展で良かった首が
肋骨の分まで動きを補わなくてはいけなくなるため、負担がかかります。
体幹の伸展の際にも同じことが言えます。
首や体感の動きだけでなく、肩甲上腕リズム(外転30度から上腕2:1肩甲骨で動く)が
失われるため、肩の動きにも影響が出て来ます。
いかがでしたでしょうか?
猫背というだけでこんなにも影響が出てきてしまいます。
やはり姿勢が良いに越したことはありませんね。
次回は猫背に対するアプローチについて書いていきたいと思います。
そちらの方も是非ご覧くださいね。
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