皆さんは電車やオフィスなどで椅子に座っている際に
脚を組みますか?
自然と組んでしまっている方はかなりいらっしゃるかと思います。
『今回は脚を組むこと』をテーマにしていきます。
🔷脚を組むことによる影響
皆さんも何となくご存知の通り、脚を組むと骨盤は歪みます。
例として左脚が下になるように脚を組むと、左の寛骨(骨盤)が荷重側となります。
骨盤の性質上、荷重側の寛骨は後傾し骨盤を安定させる組織が緊張する
締まりの位置(Close-packed position)になります。
逆に反対側の寛骨は前傾し骨盤を安定させる組織が弛緩する
緩みの位置(Loose-packed position)となります.
締まりの位置で過ごすことが多くなると、寛骨を後傾させる筋肉が緊張しやすくなり
普段から骨盤に左右差が生じます。
また脚を組むことにより、どちらかの殿部に荷重して座り続けるため
一側の殿部の筋(大殿筋など)が深層の組織と癒着をします。
この癒着を取り除かないことには歪みは改善しません。
🔷脚を組むことは悪いことだらけ?
前述では脚を組むことによる悪い影響を紹介しました。
しかし、決して悪い影響ばかりとは言い切れません。
皆さんはなぜ脚を組んで座ってしまうのでしょう?
その答えは『楽』だからです。
なぜ楽なのかというと…
脚を組むことにより体幹の筋活動が低下するからです。
簡単に説明すると、
普段の座り姿勢で体幹を安定させるのに10の力を使うとすると
脚を組んだ場合は5の力で体幹を安定させることができます。
すなわち少ない力で座れるということですね。
私たち人間の脳は楽な方を選択するようにできてます。
そのことを踏まえると『脚を組むな!』というのは身体にストレスなのです。
ここまで書いたことをまとめると、
片方ばかり脚を組むと骨盤の歪みや殿部の癒着が促進されるため
好ましくないです。
しかし脚を組まないのもストレスです。
左右交互に適度に組みましょう!
「施術の前後で体の変化が体感できる」
北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院
☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)
北千住の方だけではなく
草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など
北千住を経由されている方には便利な21時まで受け付けをしております。
コメントをお書きください