こんにちは。
今回は前回の『前屈による腰痛』についての続編を紹介していきます。
前回の記事をお読みでない方はコチラからどうぞ。
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上記の記事では、前屈時の腰痛の部位によってどこに原因が生じているかをお伝えしました。
筋性の腰痛と神経が関与している腰痛で分けましたが、今回は神経が絡んでいる腰痛についてです。
さて今回も痛みの部位からです。
痛みが発生するのは以下の部位です。
まずは赤○からです。
赤い〇の部位でよく発生する腰痛は仙腸関節が不安定になっていることによって起こる腰痛ですが、他にも中殿皮神経という細い神経によって起こる腰痛があります。
この神経は太さでいうとシャープペンシルの芯くらいの細さではありますが、中殿皮神経の周囲にも漠然とした痛みを感じるため、痛みを感じる部位は比較的広めです。
痛みを出してしまうメカニズムは、次に紹介する神経と同じですので最後にまとめて説明いたします。
一番最初の画像の黄〇です。
こちらは中殿筋が存在する部分ですが、この部位の痛みは上殿皮神経が原因のことも多いです。
中殿皮神経と同様に神経自体は細いのですが、腰殿部の外側に非常に広く痛みが生じます。
では、なぜ痛みを出してしまうのでしょうか?
原因から言うと、下の組織との滑走性の低下です。
前屈動作では筋肉は伸び縮みをするため背部や殿部の筋は伸長することができますが、神経は伸び縮みをすることができません。
その為、神経は前屈の際は皮膚などの表層の組織に圧迫されないようにコリっと移動することでかかる負荷から逃げています。
しかし、滑走性が低下するとその負荷から逃げることが出来ないため神経が圧迫されるような形になってしまいます。
また、下の組織(筋肉)との滑走性がない場合は伸長する筋肉に引っ張られるストレスも加わるので痛みが生じます。
改善には滑走性を取り戻すことが重要です。
しかし、中殿皮神経は骨の上を走行することから触りやすい部分が多いですが、上殿皮神経は多くの部分が筋肉の上を走行します。
その為、強く押し込むと筋肉に埋もれて神経が触れられなくなってしまいます。
ご自身で触ってみる場合や、慣れない施術者では逆に神経を圧迫してしまう可能性が高いです。
もし上記の症状で滑走性を取り戻す場合は、指先の感覚がすぐれている先生にお願いするのがベストでしょう。
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