こんにちは。
近年、パソコンでの業務が増えたことに加え、新型コロナウイルスの影響でテレワークが増えたことによって、更に肩コリでお困りの方が増えてきたことと思います。
その中でも一番困るのが『肩コリによって起こる頭痛』です。
今回はその『肩コリによって起こる頭痛』を症例と合わせてご紹介していきます。
さて、それでは紹介していきます。
主訴としては肩コリを感じることはあったが数日前から肩が張ってくると後頭部に頭痛が起こるということでした。
あまりの頭痛に吐き気がしてしまうため、痛み止めを飲みながら過ごしていたようです。
問診を進めていくとあるポイントに負担が掛かっていることがわかりました。
そのポイントとは『副神経』です。
適当な画像がなかったので、大雑把ではありますが黄色の線で表しました。
副神経は肩コリ筋である僧帽筋の神経支配をしてます。
後頭部から出て肩甲骨の肋骨面(腹側)に向かって枝を伸ばしていくのですが、肩甲骨の肋骨面で副神経が滑走不全を起こすと、肩甲骨が副神経にぶら下がるような形になってしまいます。
神経は筋肉と違い伸縮することができないので、神経が引っ張られることによって副神経の出口である後頭部に痛みが出てきます。
実際に問診の中でも、肩を引き下げながら下を向いてもらった際に後頭部の痛みが誘発されたので、副神経へのアプローチを考えました。
アプローチ方法としては、組織間リリースを用いりました。
組織間リリースとは組織と組織の間に指先を当てがい、組織同士の滑走性を取り戻す施術です。
今回の主訴については副神経への組織間リリースのみで後頭部痛は解消することができましたが、やはり同じことを繰り返さなないためにも、副神経の滑走不全を起こしてしまう姿勢に対してもアプローチしました。
この姿勢へのアプローチは手技だけでなく、コアトレーニング(体幹トレーニング)などの運動療法も取り入れました。
そちらの内容につきましては、以前ブログ内で紹介しましたのでご参考ください。
↓↓↓
その他の運動療法につきましては公式YouTubeチャンネルでも公開中ですので、動画を参考にしながら行ってみてください。
症状にお困りの方は、是非一度ご相談くださいね!
「施術の前後で体の変化が体感できる」
北千住駅より徒歩3分にある千住スポーツケア整骨院
☎03-5284-8081(予約をしていただけるとスムーズです)
北千住の方だけではなく
草加、越谷、春日部、三郷、流山、守谷、つくば、松戸、柏、我孫子など
北千住を経由されている方には便利な21時まで受け付けをしております。