リアライン・バランスシューズとは、関節のゆがみやかみ合わせを最適化することを中心に据えた新しいトレーニング法です。
バランスシューズは、
バランス軸(右の写真の下駄状のもの)を、足底中央よりもやや外側に設置しています。
これにより、
つま先の真上に膝を保たなければバランスを崩してしまうため、
単純なスクワットでも、膝を常につま先の真上に保つことが要求されます。
そして、短期間で、それに必要な筋活動と正しい関節の位置を学習させることができるようになります。
主につま先、膝、股関節を一直線上に並べた膝への負担を減らすことができる運動パターンを習得化することができるので
結果として、膝関節への負担が軽減され、前十字靱帯損傷をはじめとする種々の下肢のスポーツ障害・外傷の危険を減らすことが可能です。
一方で、膝をまっすぐに曲げる運動を行うことにより、
過去に獲得していた筋力を最大限に発揮させる効果が得られます。
全国トップレベルの男子大学生において、3 週間で平均7.0cm も垂直跳びが増加し、長崎県のベスト 4 に入る女子高校生において反復横とびが 4 週間で 5.8 回も増加するという結果が得られたと報告もあります。
この動画は野球選手にリアラインバランスシューズを使った指導を行っているものです。
体重移動時にしっかりと軸のしっかりとした位置に体重を置かないとなりません。
関節の位置関係が整い、その位置関係の状態でトレーニングすることが重要ということですね。
それができるようになるのが、リアラインバランスシューズを使ったリアライントレーニングです。